またタイに行ってきたよ。でも今回のメインはラオスだったよ。ラオスの首都のビエンチャンだよ。2回目だよ。今回は奥さんと二人で行ってきたよ。今年に入って3、4回目の訪タイ。タイに愛人作ったスケベおじさんみたいなフットワークの軽さ。
【バンコクでの乗り換え】
今回は全部で10日間。シンガポールからAir Asiaでバンコクに行き、そこから乗り換えてウドン・ターニー空港へ。バンコクでは「スワンナプーム国際空港」ではなく「ドン・ムアン空港」に降り立ちましたが、そこから乗り換えるのは私と奥さん二人だけでした。飛行機を降りて空港内へと歩いて行くと、途中に私達の名前が書かれたプラカードを持ったスタッフが待っていますので、その方に着いて行くと人気のない入国審査場まで案内してくれるので、そこで入国審査を済ませてから、乗り換え便の搭乗口に行きます。
帰りもウドン・ターニーから同じく「ドンムアン空港」経由の乗り換えで帰りましたが、帰りはウドン・ターニーで出国審査をやります。これもチェックインの時にスタッフの指示に従って、人気のない出国審査場に行ってください。私たちが着いたときにはほんとに人気がなく、スタッフが来るまで15分くらいゲートの前で待ちました。そしてドンムアン空港に着いたら、また飛行機の降り口付近でスタッフが待っていますから、その方にまた着いて行ってください。帰りも乗り継ぎをするのはやはり私たち二人だけでした。
【ウドン・ターニー 空港←→市街】
ウドン・ターニーには夜着いて、空港出口あたりにリムジンバスのサービスがあったので、一人80B払ってミニバスに乗り、市街地のホテルまで乗せてもらいましたが、帰るとき、ウドン・ターニー市街から空港へ行くのは、トゥクトゥクで100Bで行けました。これはショッピングモールの前で拾った誠実そうなトゥクトゥクでしたが、バスターミナルとかで拾うと、もっとふっかけられるかもしれませんが、相場は100Bだと思います。なので、空港からももしかしたら、トゥクトゥクをつかまえれば一台100Bで市街まで行けるのかも。。。
【ウドン・ターニー → ビエンチャン】
ラオスのビエンチャン行き国際バスは、駅近くのバスターミナルから320Bです。1日5、6本あったと思います。
ビエンチャンではずっとMixay Paradise Hotelに泊まりました。ダブルのファンルーム、テレビもケトルもなしの共用バスルームで一泊100,000キープ(1260円)でした。可もなく不可もなくといったホテルでしたが、なんか動くのもめんどくさく長居しました。
毎朝6時くらいに起きて本読んで、8時くらいから近くの食堂に朝飯食いに出かけて、そのまま昼過ぎまで散歩したりして、昼飯食いながらビールかワイン飲んで、夕方から薬草サウナ行って、7時くらいにラオス料理食べてビール飲んで、10時前には寝る。
だいたい毎日そんな感じで一週間いました。ビアラオも一本100円ちょいだし、ワインも一杯2、300円だし、ピザとかも二人でギリギリ完食できるような大きいのでも500円くらいだったので、まぁとにかく金の事は気にせず好きなもの毎日食べて飲んでダラダラしました。奥さんはそれが祟ったのか、5日目にして顔に吹き出物みたいのができて自粛してました。
今回行って面白かったのは二つあります。「ラオス人民歴史博物館」と「ラオス繊維博物館」です。
【ラオス人民歴史博物館】
場所はここです。
パトゥーサイをさらに北上してくと、右側に博物館らしき物が見えてきますが、ここは「Police Museum」です。まぎらわしいです。なのでここをさらに北上して100mくらい行くと左側にあります。お昼休みがあるので正午はさけて、午前中か午後2時頃から行きましょう。
ラオスの戦争の歴史です。ぜひガイドブックかインターネットなどで、ラオスの歴史を調べてから行っていただきたい。ラオスも、フランスの植民地化と戦ったり、ベトナムやカンボジアなどと同じく、東西冷戦に翻弄され犠牲になった国です。ソ連中国の共産主義と、欧米の自由主義がそれぞれ支援して内戦をさせられ、モン族などはベトナム戦争にも兵士として駆り出され、本当にたくさんの罪もない人がなくなったそうです。かわいそう。ところでラオスはラオス人民民主共和国というだけあって、社会主義国家で一党独裁です。ビエンチャンだけ見るとそんな感じもしないんですけどね。素朴な博物館で私は好きです。
【ラオス繊維博物館】
行き方難しいです。私は地図を見てみて、自転車で行けそうな距離だったので、レンタル自転車借りて一人で行きました。中心部からはゆっくりこいでも、迷わなければ30分あったら着くと思います。
Nongtha Lake という湖の近くですね。
ストリートビューでも入り口見つけました。
私が行ったときは、近くまで行ったけど、どこかわからなかったので、近所の人にガイドブックを見せて聞いてみたところ、優しいオバさんがこの門の前まで連れてってくれて、門はこのように閉まってたんですが、中の方に声をかけて人を呼んでくれました。
入場料は30,000キープです。400円くらいかな。
4travelで
旅行記が書かれていますが、まさにこんな感じでした。↓
来てみて分かったが、ここは国立の博物館でもなく、公立でもない、単に民間の繊維に関心を持ち、或いは繊維業で一財産を作った資産家が個人的な趣味として博物館を作り、一般に公開している。それは丁度バンコクのジム・トンプソン美術館と同じようなもので、規模の大小、洗練度、人気度、著明度は大違いであるが、発想は同じことだった。
折角探し当て、ここまで来たのだが、大きな門扉は閉まっていて、中には入れない。今日は休館なのだろうか。道路の向かいの小店で尋ねたところ、そこのオヤジが当方を案内してくれて、大きな門扉の横の小さな出入り口の木戸を開けて中に案内してくれた。中に入るとかなり大きな敷地で、オヤジは「おーい」というような掛け声を変えると、敷地の奥からオバさんが出てきて、当方がタイ語で「こんにちわ」と挨拶すると、「ようこそいらっしゃい」と言ったタイ語で挨拶が返ってきた。
私が行ったときはこの家族の娘さんが全部案内してくれました。途中で気づきましたが、ここはこの案内係の人抜きで、自由に見学する事はできません。最初は、説明は嬉しいんだけど、いつ一人にしてくれるんだろと思っていましたが、それはダメです。博物館といっても、一応人様の家の敷地内ですので。
この日わたしを案内してくれた娘さん、ティナさんというんですが、英語はそこそこできますが、日本語は話せないので、日本語しか話せない人はコミュニケーションが難しいと思いますが、この博物館ガイドツアーの流れはいたってシンプルなので、織り物や染め物の知識が少しでもある人ならば、話がわからなくても、けっこう面白いと思います。
・機織りを見せてもらう
(実際にオバさんが織っていて、たぶん試しに織らせてもらえます)
↓
・色んなアンティークの織り物を見せてもらう(機織り場の2階です)
↓
・藍染めの瓶などを見せてもらう
↓
・朝顔のような花でいれた、青いお茶をいただく(レモンを搾ると紫色に!)
これで終了です。
一応ショップなどもあって、私は見せてもらいましたが、ビエンチャン市街にある店などの方が種類は豊富です。ちなみに犬が9匹もいてけっこう積極的に近寄ってくるので、犬が苦手な人は行ってはいけませんよ。
最期にティナちゃんとお茶を飲みながら英語で色々話をし、ラオスについても色々聞いてみました。
たとえば「ラオス人は、ベトナム人とタイ人とどっちが好きなの?」
すると「歴史的にはたしかにベトナム人と仲良くして、タイ人と仲が悪いはずなんだけど、わたしは若い世代で戦争のことはわからないから、タイは好き。でもベトナム人は犬を食べるから嫌い。私の友達がメコン川付近で見たんだけど、ある車が犬を轢いてしまって、その轢かれてグッタリしている犬をベトナム人が来て持っていった。あと私の家の犬も一度連れ去られそうになった。」と言っていました。
ちなみにティナちゃんのご両親はここには住んでおらず、ビエンチャン市街に「カンチャナ」というブティックを経営していて、そこに住んでいるらしいです。なので織物を買いたい人は、ここのショップを見るよりそっちの店に行ったほうがいいと思います。
そしてビエンチャンに一週間滞在したあとは、タイの国境の町「ノーンカーイ」に3日滞在しました。ここもたしか7、8年前くらいに来たことがあるんですが、あいかわらずゆるい雰囲気で良かったです。メコン川を眺めながら、ビールを飲んでソムタム(パパイヤサラダ)を食べる。本当に幸せでした。
また行きたい 嗚呼はやくまた行きたいわタイ!!ノーンカーイ!!ビエンチャンも!!