2014/01/08
王様のお菓子
1月6日、日本語を教えているフランス人の男性の家で、レッスンのあとに夕食をごちそうになりました。
「山口さん、今日1月6日は特別な日なんですよ」というので、何かあったかな?と考え込んでしまいましたが、聞く所によると、昔ローマ人がいた時代、ちょうど今くらいの時期に、街の民衆が一ヶ月ほど、役職も階級も無礼講でどんちゃん騒ぎを繰り広げ、そして最後の日にみんなで王様を殺した・・・らしいのです。わたしもこの説明を英語で聞いたので、いまいち完璧には理解できなかったのですが、まぁだいたいこのような事だと思います。
そしてその名残なのか、フランスでは1月6日にガレット・デ・ロワというケーキをみんなで食べて、その中にソラマメ等を仕込んでおき、見事そのソラマメを食べ当てたものは一ヶ月王様として、みんなに色んな命令ができるというのです。
そうです、まさしくこれこそ「王様ゲーム」の起源ではないでしょうか。しかも一ヶ月も「王様の言うことはぁ、ぜったーい!!」などといっては、2番と4番にディープキスをさせたり、1番に6番の股間を揉みしだかせたりするなんて。なんて卑猥なしきたりなんでしょう。
ということで、私たちも市販されているという、そのガレット・デ・ロワを夕食後にいただきましたところ、なんとわたしが食べたケーキの中から、大当たりの金色の鍵が出てきまして、わたしが今年の王様に選ばれ、王冠まで被せていただきました。とくに命令などはおこがましくてできないのですが、とにかくちゃっかり得した気分になりました。
わたしはこの日本語を教えるという仕事を、ほんとうに心から楽しみながらしているのですが、なかでも一番面白いのが、こうやって異国の方から色んな話をきけるということです。とくにヨーロッパの方は自分の文化に誇りを持っているのか、興味深い色々な事を話してくれます。
逆にシンガポール人は、ちょっとシャイなのか、何を聞いても「わかりません」という人が多いです。日本語の歌は好きですか? わかりません・・・。今朝は何を食べましたか? わかりません・・・。わたしになにか聞きたい事はありますか? 何もありません・・・。なので授業では逆にわたしが日本の事を、あることないこと話してばっかりです。さすがに「○崎駿はロリコンかもしれませんよ」というのは言いすぎたかなとは思いますが。完全に名誉毀損です。
このお菓子は、日本でも販売されていると思うので、見つけたらばぜひ買ってみてください。味もとても美味しいですから。王様の言うことは、絶対
裸の王様
「山口さん、今日1月6日は特別な日なんですよ」というので、何かあったかな?と考え込んでしまいましたが、聞く所によると、昔ローマ人がいた時代、ちょうど今くらいの時期に、街の民衆が一ヶ月ほど、役職も階級も無礼講でどんちゃん騒ぎを繰り広げ、そして最後の日にみんなで王様を殺した・・・らしいのです。わたしもこの説明を英語で聞いたので、いまいち完璧には理解できなかったのですが、まぁだいたいこのような事だと思います。
そしてその名残なのか、フランスでは1月6日にガレット・デ・ロワというケーキをみんなで食べて、その中にソラマメ等を仕込んでおき、見事そのソラマメを食べ当てたものは一ヶ月王様として、みんなに色んな命令ができるというのです。
そうです、まさしくこれこそ「王様ゲーム」の起源ではないでしょうか。しかも一ヶ月も「王様の言うことはぁ、ぜったーい!!」などといっては、2番と4番にディープキスをさせたり、1番に6番の股間を揉みしだかせたりするなんて。なんて卑猥なしきたりなんでしょう。
ということで、私たちも市販されているという、そのガレット・デ・ロワを夕食後にいただきましたところ、なんとわたしが食べたケーキの中から、大当たりの金色の鍵が出てきまして、わたしが今年の王様に選ばれ、王冠まで被せていただきました。とくに命令などはおこがましくてできないのですが、とにかくちゃっかり得した気分になりました。
わたしはこの日本語を教えるという仕事を、ほんとうに心から楽しみながらしているのですが、なかでも一番面白いのが、こうやって異国の方から色んな話をきけるということです。とくにヨーロッパの方は自分の文化に誇りを持っているのか、興味深い色々な事を話してくれます。
逆にシンガポール人は、ちょっとシャイなのか、何を聞いても「わかりません」という人が多いです。日本語の歌は好きですか? わかりません・・・。今朝は何を食べましたか? わかりません・・・。わたしになにか聞きたい事はありますか? 何もありません・・・。なので授業では逆にわたしが日本の事を、あることないこと話してばっかりです。さすがに「○崎駿はロリコンかもしれませんよ」というのは言いすぎたかなとは思いますが。完全に名誉毀損です。
このお菓子は、日本でも販売されていると思うので、見つけたらばぜひ買ってみてください。味もとても美味しいですから。王様の言うことは、絶対
裸の王様
2014/01/05
4BIKES AND1DJ
今日はあたしのバイクを紹介するわ。
バイクといってもオートバイじゃないわよ。英語では自転車のことを「バイク」と呼ぶの。それくらい常識。なにやってきたのあなた今まで。
わたしはシンガポールに来るとき、一台バイクを持ってきたのよわざわざ。でも外に置いておいたら盗まれてしまったの。まったくお笑い草よね。どこに生えてるのかしら。
そうそうそれでね、盗まれてからもう一台買ったのよバイクを。それがこれ。最初はピンクと赤のド派手なバイクだったんだけど、こっぱずかしいから黒く塗ったの。200ドルくらいでね、知らない人から買ったのよ。荷台もつけたから物を運ぶときにすごく便利。物を運ぶときにすごく便利なの。
そして次に、これはじつは奥さんのバイクなんだけど、奥さんは前に足を骨折してからもうビビちゃったバイクに乗らなくなったのよ。だからもうわたしのバイクと言っても過言じゃないんじゃないかしら。緑色で可愛いんだけどね、とにかく遅いし、サドルがブルックスの革製なんだけど、これがひどく不快。世界で愛されているだかなんだか知らないけれど、わたしの愛をもらえないようじゃサドル失格よ。
そしてこれは去年、シンガポールで友人からもらいうけたの。もとは黒だったんだけど、気がついたら黒いものばかり持っている自分に気づいたので、これはいけないと思って明るい色に塗り直したのよ。これはフィックスギアといってね、前にも後ろにもこげるの。こぐのをやめれば自転車は止まるけど、自転車が止まらない限りこぐのを止められないのよ。日本語って面白いわね。そして去年の誕生日にあたしの奥さんが、超柔らかいサドルをプレゼントしてくれたので、それをつけてるの。これなら何時間乗っても全然お尻が痛くならないのよ。って奥さんの手前言っているけどだいたい4時間が限界ね。車体の真ん中についている布はね、実は奥さんのお手製で、自転車をどこかにたてかけるときに車体に傷がつかないように守ってくれるものなのよ。初めて見たでしょ。ほんとにあなた何も知らないのね。
最後にこれ。これも実は去年奥さんが友人からもらいうけたの。その友だちの友だちがもういらないからってくれたんだって。でもこれとても高いのよ。ビアンキっていう有名ブランドのバイクだしね。わたしの黒いバイクなんて重さが11キロくらいあるんだけど、これは8キロくらいじゃないかしら。そしてすっごく速いの。ほんとに早く走るために生まれてきたようなバイクね。あたしはけっこう安全運転でいつもゆっくり走るんだけど、これに乗ってるときは、速く走らなければいけないという気持ちになってしまうの。こがなきゃ、もっとこがなきゃ!風にならなきゃ!ってね。ちょっと呪われたバイクなのかもしれないわね。
こんな4台もバイクを持っていて、どうやって乗り分けているのかしら?って思ったでしょ。恥ずかしがらないで。それが普通の人間よ。あたしだってそう。
あたしはね、普段たとえばお昼ゴハンを食べに行くときなんかは、黒いバイクに乗るの。そしてちょっとゆっくり遠くまでサイクリングしようってときには黄色いやつ。今日はスピードが勝負、かっとばさなきゃ!ってときは白いバイクね。緑のバイクは正直あまり乗る機会がないわね。わたしあの革のサドルがどうにも我慢できないの。ほんとうに不快。ツルツル滑ってどこにアナルを置けばいいか全然わからないわ。あなたもね、興味本位で革のサドルなんて買わないほうがいいわよ。
バイクといってもオートバイじゃないわよ。英語では自転車のことを「バイク」と呼ぶの。それくらい常識。なにやってきたのあなた今まで。
わたしはシンガポールに来るとき、一台バイクを持ってきたのよわざわざ。でも外に置いておいたら盗まれてしまったの。まったくお笑い草よね。どこに生えてるのかしら。
そうそうそれでね、盗まれてからもう一台買ったのよバイクを。それがこれ。最初はピンクと赤のド派手なバイクだったんだけど、こっぱずかしいから黒く塗ったの。200ドルくらいでね、知らない人から買ったのよ。荷台もつけたから物を運ぶときにすごく便利。物を運ぶときにすごく便利なの。
そして次に、これはじつは奥さんのバイクなんだけど、奥さんは前に足を骨折してからもうビビちゃったバイクに乗らなくなったのよ。だからもうわたしのバイクと言っても過言じゃないんじゃないかしら。緑色で可愛いんだけどね、とにかく遅いし、サドルがブルックスの革製なんだけど、これがひどく不快。世界で愛されているだかなんだか知らないけれど、わたしの愛をもらえないようじゃサドル失格よ。
そしてこれは去年、シンガポールで友人からもらいうけたの。もとは黒だったんだけど、気がついたら黒いものばかり持っている自分に気づいたので、これはいけないと思って明るい色に塗り直したのよ。これはフィックスギアといってね、前にも後ろにもこげるの。こぐのをやめれば自転車は止まるけど、自転車が止まらない限りこぐのを止められないのよ。日本語って面白いわね。そして去年の誕生日にあたしの奥さんが、超柔らかいサドルをプレゼントしてくれたので、それをつけてるの。これなら何時間乗っても全然お尻が痛くならないのよ。って奥さんの手前言っているけどだいたい4時間が限界ね。車体の真ん中についている布はね、実は奥さんのお手製で、自転車をどこかにたてかけるときに車体に傷がつかないように守ってくれるものなのよ。初めて見たでしょ。ほんとにあなた何も知らないのね。
最後にこれ。これも実は去年奥さんが友人からもらいうけたの。その友だちの友だちがもういらないからってくれたんだって。でもこれとても高いのよ。ビアンキっていう有名ブランドのバイクだしね。わたしの黒いバイクなんて重さが11キロくらいあるんだけど、これは8キロくらいじゃないかしら。そしてすっごく速いの。ほんとに早く走るために生まれてきたようなバイクね。あたしはけっこう安全運転でいつもゆっくり走るんだけど、これに乗ってるときは、速く走らなければいけないという気持ちになってしまうの。こがなきゃ、もっとこがなきゃ!風にならなきゃ!ってね。ちょっと呪われたバイクなのかもしれないわね。
こんな4台もバイクを持っていて、どうやって乗り分けているのかしら?って思ったでしょ。恥ずかしがらないで。それが普通の人間よ。あたしだってそう。
あたしはね、普段たとえばお昼ゴハンを食べに行くときなんかは、黒いバイクに乗るの。そしてちょっとゆっくり遠くまでサイクリングしようってときには黄色いやつ。今日はスピードが勝負、かっとばさなきゃ!ってときは白いバイクね。緑のバイクは正直あまり乗る機会がないわね。わたしあの革のサドルがどうにも我慢できないの。ほんとうに不快。ツルツル滑ってどこにアナルを置けばいいか全然わからないわ。あなたもね、興味本位で革のサドルなんて買わないほうがいいわよ。
2014/01/01
カウントダウンとかまじで
昨日は12月31日でした。当然のごとく。
シンガポールに移住してはや3、4年。たしか今までカウントダウンなるものに参加したことは未だなく、さて今年こそはと意気込んだ昨日の夜でした。どこに出かけるかは決まってませんでしたが、とりあえず出かける前に一杯飲んで勢いづけようとウォッカを一杯、いやもう一杯と飲みながら、Youtubeで格闘技の動画を見ながら、こいつらすげえ身体能力じゃのーと呟いていたら、案の定めんどくさくなってそのまま寝ました。覚えていませんがきっと毎年同じことを繰り返して来たのでしょう。
それにしても昨日の夜はほんとうに寒かった。そしてハッキリ覚えていますが去年の大晦日も半端なく寒かったです。こんな日にビーチで水着きて朝まで踊り狂うぜーなんて言ってるやつらはほんとうにクレイジーです。虚弱体質のわたしには到底できない芸当。あいつらバカだバカだと言いながら、ほんとうはそのタフで屈強なボディーに妬いているのです。
ところでわたしは先月誕生日を迎えました。ここ数年ダラダラとなんら難しい書類を書くこともなく過ごしてきたので、自分が今年の誕生日をもって何歳になるのかがいまいちわからず、ついにわたしもこの域まで達したかと感動に浸っていたのですが、Facebookかなにかで同級生の友人が「来年は午年だねー おれらの年だねー」なんて書いたものですから、嗚呼そうか自分の干支がやってきたということは12干支の倍数で、おれは36歳になったのかー、ちくしょー明らかになってしまったー!!とこの一週間近くブリブリ怒って、その友だちをギッタンギッタンにして大鶴義丹みたいな顔にしてやろうと思っていました。
そしてつい昨日の夜やっと気づきました。今年が午年なんだから、わたしは今年36歳になるわけで、今はまだ35歳なのかと。もう少しで自分の年齢を間違えて覚えるという域に達するところだったのに。ということで自分は今35歳だと思います。そして奥菜恵はわたしの一つ下なので恵ちゃんも、もう34歳か。嗚呼、感慨深くもなんともない。
今年は珍しく新年の抱負というものがあります。女子供に優しくするということです。スマホをいじりながら前を見ずに歩いてきた女も、思いっきり吹っ飛ばしたりしません。そして気が向いたときには老人にも優しくしてやらないこともないと思います。わたしは少しこの国の人々に厳しすぎたので、ちょっとずつ変えていこうと思っています。わたしはほんとうに素晴らしい人格者だなぁ。
2013/12/25
クリスマスだね
今年も一年をちょっと振返って総括です。今年は日本語レッスンの仕事が、この3年で一番多かったように思います。わたしの地道な努力が実ったのでしょうか。旅行に行かなかった月などは、今までで最高の給料を稼ぎ、少し有頂天になったものです。前年などは一週間でレッスン1、2回というときもありましたが、最近はキャンセルの嵐が続いても、週に5、6回はレッスンが残っています。やっぱり何もないより適度に仕事をしていた方が生活は楽しいですね。
イラストの仕事はあまり多くなかったですが、月刊ソトコトさんが、いまだにお仕事をくださることと、後半に奥さんがシンガポールの出版社から、仕事をガッツシ取ってきてくれたのが、嬉しかったです。そこそこ良い仕事をできたと思うので、来年も引き続き依頼がくるといいですね。
私生活ですが、今年だか去年だかに義理妹さんが子供を産み、その赤ちゃんを義母さんが毎日のようにうちに連れてきては家の中を滅茶苦茶にするということが続き、ふざげんなゴラァおれの安息の日々をぶち壊すんじゃねえクソがぁ!!と一人でずっとぶりぶり怒っていました。最近それを奥さんにこぼしてから、あまり来なくなったので今はとても平穏です。ちなみに私は赤ちゃんに腹を立てていたのではなく、片付けをしない義母さんに怒っていたのです。ぶりぶりに。
その件に関して一つ思ったことがあるのですが、赤ちゃんの前で笑顔になったり、あからさまにかまったりしてあげないと、その人の事を、嗚呼この人子供嫌いなんだ・・・と勘違いするような人がたくさんいると思うんですが、勘弁してください。わたしは純真な子供が大好きですし、むしろおまえらのような不純なギャラリーがいなかったら二人きりで遊んであげたいと思ってるんだわぁ。だから子供を置いてとっとと去ね。
まぁ色々ありましたが、こうやって今日も無事に生活できる事に感謝しております。今年もほんとうにありがとうございます。あと5、6日ほどありますが、引き続きよろしくお願いします。うんこ
2013/12/16
おつかれ君
最近少し疲れております。仕事が忙しいのです。
日本語のレッスンではありません。日本語のレッスンの方は、最近ドタキャンにつぐドタキャンでたいそう暇でございます。レッスンの2時間前ほどにメールがきて、「すみません。今日突然会議が入ってしまったので、また来週会いましょう。」なんて。嗚呼なんて勝手な生徒さんでしょう。そんなことをしていたら言語は上達しませんよ。言語習得は毎日地道にコツコツと、がコツでございます。
それで何が忙しいかと言うと、イラストの仕事でございます。わたしの奥さんが今月はわんさかイラストの仕事を、シンガポールの出版社から取ってきてくださいました。おかげで今月はまだ一度もサイクリングも、読書も、ハンモックもできていません。毎日パソコンに向かって、シコシコとイラストを描いています。おかげで今月はレッスンがなくても、なんとか食べていけそうです。
そしてもう一つ、こちらで毎週通っている柔道クラブで、今度からわたしが初心者を指導することになったのですが、どうやって教えたらいいものか、いつも悩んでおります。暇さえあれば YouTubeで柔道の動画を見て、正しい技を研究しております。ここだけの話わたしは現役のときからクソ弱く、技の知識も乏しいので、きちんと教えれるか正直不安であります。わたしの柔道の黒帯はもうボロボロで、見るからに練習をかなり積んだ達人のようなのですが、じつはそう見せるために高校のときに自分で紙ヤスリでこすってボロボロにしたという、偽ダメージ黒帯なのであります。けして激しい練習をしたからではないのですほんとうにごめんなさい自分が恥ずかしい。
ところで、タイの日記がまだ途中なので最後に少しまとめようと思います。
バンコク最終日は一日中、街で買い物を楽しみました。と言っても結局買ったのはまたもやピアス一個だけなのですが。この年でなぜピアスをそんなに買う必要があるんでしょうか。そして夜はさすがにもう繁華街には行かずに、宿で大人しく寝ました。最後の最後にとんでもない事に巻き込まれるというのは、お調子者のよくあるパターンですからね。わたしはもうその手にはのりませんよ。
次の日は朝早く起きて、歩きと電車で地道に空港まで行きました。さて今回も無事に帰れるなよかったよかった、と思っていると、出国審査で、アホみたいにうるさい中国人観光客の群れと鉢合わせました。そしてわたしの目の前に一人のババアが横入りしてきたのですが、わたしは驚きました。なにが驚いたって、そのババアに躊躇というものが全くなかったからです。中国人のとんでもなさは有名で、わかってはいたし、見た事もあったのですが、いざ自分が目の前でやられてみると、彼らのレベルの高さに驚愕しました。
そしてまたなんの躊躇もなく少し空いてそうな隣の列に歩いていったかと思うと、またもやなんの躊躇もなく元の列に戻ってくるのです。彼らが自分と同じ生物だと言う気はまったくしませんでした。常識が完全に欠落してしまっているのです。そしてまたフラフラどこかへ行ったかと思うと、わたしの番だというときにまた戻ってきて、わたしの前の30cmくらいのすきまに入ろうとしてきたので、それを完全にブロックして差し上げたのです。ババアも負けじと何度もタックルをしてきましたが、怒りで筋肉がカチンコチンになっているわたしはビクともしません。そしてババアは「アイヨォー!」と言いながらあきらめて去って行きました。
わたしは無事に出国審査を終えたのですが、わたしの心に残ったものは勝利の余韻ではなく、大きな虚無感だけでした。そしてわたしは悟りました。彼らに関わっても好い事は一つもないんだなと。わたしはこれからは中国人には逆らわず、目も合わさず、なるべく同じ空間にはいないようにしようと思いました。そのかわりたまに石を思いっきりぶつけようと思います。背中の肩甲骨のやや下あたりを狙って。
日本語のレッスンではありません。日本語のレッスンの方は、最近ドタキャンにつぐドタキャンでたいそう暇でございます。レッスンの2時間前ほどにメールがきて、「すみません。今日突然会議が入ってしまったので、また来週会いましょう。」なんて。嗚呼なんて勝手な生徒さんでしょう。そんなことをしていたら言語は上達しませんよ。言語習得は毎日地道にコツコツと、がコツでございます。
それで何が忙しいかと言うと、イラストの仕事でございます。わたしの奥さんが今月はわんさかイラストの仕事を、シンガポールの出版社から取ってきてくださいました。おかげで今月はまだ一度もサイクリングも、読書も、ハンモックもできていません。毎日パソコンに向かって、シコシコとイラストを描いています。おかげで今月はレッスンがなくても、なんとか食べていけそうです。
そしてもう一つ、こちらで毎週通っている柔道クラブで、今度からわたしが初心者を指導することになったのですが、どうやって教えたらいいものか、いつも悩んでおります。暇さえあれば YouTubeで柔道の動画を見て、正しい技を研究しております。ここだけの話わたしは現役のときからクソ弱く、技の知識も乏しいので、きちんと教えれるか正直不安であります。わたしの柔道の黒帯はもうボロボロで、見るからに練習をかなり積んだ達人のようなのですが、じつはそう見せるために高校のときに自分で紙ヤスリでこすってボロボロにしたという、偽ダメージ黒帯なのであります。けして激しい練習をしたからではないのですほんとうにごめんなさい自分が恥ずかしい。
ところで、タイの日記がまだ途中なので最後に少しまとめようと思います。
バンコク最終日は一日中、街で買い物を楽しみました。と言っても結局買ったのはまたもやピアス一個だけなのですが。この年でなぜピアスをそんなに買う必要があるんでしょうか。そして夜はさすがにもう繁華街には行かずに、宿で大人しく寝ました。最後の最後にとんでもない事に巻き込まれるというのは、お調子者のよくあるパターンですからね。わたしはもうその手にはのりませんよ。
次の日は朝早く起きて、歩きと電車で地道に空港まで行きました。さて今回も無事に帰れるなよかったよかった、と思っていると、出国審査で、アホみたいにうるさい中国人観光客の群れと鉢合わせました。そしてわたしの目の前に一人のババアが横入りしてきたのですが、わたしは驚きました。なにが驚いたって、そのババアに躊躇というものが全くなかったからです。中国人のとんでもなさは有名で、わかってはいたし、見た事もあったのですが、いざ自分が目の前でやられてみると、彼らのレベルの高さに驚愕しました。
そしてまたなんの躊躇もなく少し空いてそうな隣の列に歩いていったかと思うと、またもやなんの躊躇もなく元の列に戻ってくるのです。彼らが自分と同じ生物だと言う気はまったくしませんでした。常識が完全に欠落してしまっているのです。そしてまたフラフラどこかへ行ったかと思うと、わたしの番だというときにまた戻ってきて、わたしの前の30cmくらいのすきまに入ろうとしてきたので、それを完全にブロックして差し上げたのです。ババアも負けじと何度もタックルをしてきましたが、怒りで筋肉がカチンコチンになっているわたしはビクともしません。そしてババアは「アイヨォー!」と言いながらあきらめて去って行きました。
わたしは無事に出国審査を終えたのですが、わたしの心に残ったものは勝利の余韻ではなく、大きな虚無感だけでした。そしてわたしは悟りました。彼らに関わっても好い事は一つもないんだなと。わたしはこれからは中国人には逆らわず、目も合わさず、なるべく同じ空間にはいないようにしようと思いました。そのかわりたまに石を思いっきりぶつけようと思います。背中の肩甲骨のやや下あたりを狙って。
2013/12/09
はじめのイポー
タイの日記もまだ完結していないですが
先週4日間ほど、奥さんとマレーシアのイポーという街に旅行に行ってきました。
イポーはマレーシアの真ん中よりもやや北のほうにある、山々に囲まれた街で、人口は50万人とマレーシアの中では3番目に大きい街だそうです。
シンガポールからは飛行機も出ているんですが、そんな贅沢なものは乗らず、いつもの冷蔵庫のように寒い深夜バスに10時間乗っていきました。
ホテルはいつもよりもちょっと贅沢に、Tune hotelという、ビジネス・ホテルに泊まっちゃったりなんかしちゃったりしたんですが、エアコンもいらん、テレビもいらん、タオルもいらんと、オプションを全部断ったら、一泊1500円くらいで泊まれました。奥さんは最後の最後に、どうしてもネットがしたいと言って500円払って、Wifiのパスワードを教えてもらってましたが、ほんとうにあのアマはネット依存症で困ります。
イポーで何が有名かというと、食べ物が美味しいということと、洞窟寺院が多いということです。それくらいしかないので、観光客はさほどいませんでしたし、欧米人は数えるほどしか見ませんでした。
というわけでとにかく毎日貪欲に色々な物を食べました。と言っても、ここも中国系が人口のほとんどを占める街なので、シンガポールと似たような中華料理がほとんどでした。それでも味付けがちょっと違っていて、旅行に来ているせいもあり、シンガポールのよりも美味しく感じました。とくに「もやし炒め」が有名で、このもやしが太く食べ応えがあり、とても美味しかったです。
もう一つの名物の、洞窟寺院にも幾つか行きましたが、これもなかなか広くて見応えがありました。街の周りにとにかく断崖絶壁のような岩山がたくさんあるので、そこに我先にと寺院を建てていったような感じがします。ホテルの裏にも岩山があったので、ブラッと行ってみたのですが、ガイドブックにも載ってないような小さい仏教寺院があったり、その横には俺たちだって負けてたまるかと、インド系のヒンドゥー寺院が建設されていたり、さらにその横にも手作り感たっぷりの掘っ建て小屋みたいな、これまた自称ヒンドゥー寺院があったりと、とにかく洞窟寺だらけでした。
あとイポーの特徴といえば、広東系の中国人が多い。そしてとても親切。横断歩道が全然ないが交通量は多い。娼婦がけっこういる。野良犬がおとなしくて吠えない。これくらいでしょうか。
そしてホテルの最終日の夜に、スーパーで買った安いウォッカを150mlくらい飲んだんですが、その夜中に目が覚めて苦しくてゲロを吐いてしまい、まさか飲み過ぎたのかなと思ったのですが、次の日の朝になって、どうも二日酔いの症状とは違い、腹痛に下痢に吐き気が常にあるという食当たりの症状が出て来ました。といってもいつもと同じものしか食べていなかったので、もしかしたらあの安いウォッカになにか危険な成分が含まれていたのかもしれません。
本当に虫の息といった状態で歩くのもやっとだったんですが、夜のバスまで時間を潰さなければいけなかったので、気合いで最後の観光をしましたが、重い物は全部奥さんに持ってもらいました。あとどうしても我慢できなくて、岩山の陰で野グソをしました。そして落ち葉で隠しました。帰りのバスの中ではさすがに漏らしたくなかったので、夕方からは水も食べ物も一切摂取せず、なんとか無事にシンガポールまで帰ってきました。帰ってきてからはすぐに回復しましたが、もう当分酒は飲みたくありません。みなさんも途上国で安酒を飲むのはやめましょう。インドなどでは危険な密造酒でけっこう人も死んでいますしね。
ということで、ティッシュは常に持ち歩きましょう。
先週4日間ほど、奥さんとマレーシアのイポーという街に旅行に行ってきました。
イポーはマレーシアの真ん中よりもやや北のほうにある、山々に囲まれた街で、人口は50万人とマレーシアの中では3番目に大きい街だそうです。
シンガポールからは飛行機も出ているんですが、そんな贅沢なものは乗らず、いつもの冷蔵庫のように寒い深夜バスに10時間乗っていきました。
ホテルはいつもよりもちょっと贅沢に、Tune hotelという、ビジネス・ホテルに泊まっちゃったりなんかしちゃったりしたんですが、エアコンもいらん、テレビもいらん、タオルもいらんと、オプションを全部断ったら、一泊1500円くらいで泊まれました。奥さんは最後の最後に、どうしてもネットがしたいと言って500円払って、Wifiのパスワードを教えてもらってましたが、ほんとうにあのアマはネット依存症で困ります。
イポーで何が有名かというと、食べ物が美味しいということと、洞窟寺院が多いということです。それくらいしかないので、観光客はさほどいませんでしたし、欧米人は数えるほどしか見ませんでした。
というわけでとにかく毎日貪欲に色々な物を食べました。と言っても、ここも中国系が人口のほとんどを占める街なので、シンガポールと似たような中華料理がほとんどでした。それでも味付けがちょっと違っていて、旅行に来ているせいもあり、シンガポールのよりも美味しく感じました。とくに「もやし炒め」が有名で、このもやしが太く食べ応えがあり、とても美味しかったです。
もう一つの名物の、洞窟寺院にも幾つか行きましたが、これもなかなか広くて見応えがありました。街の周りにとにかく断崖絶壁のような岩山がたくさんあるので、そこに我先にと寺院を建てていったような感じがします。ホテルの裏にも岩山があったので、ブラッと行ってみたのですが、ガイドブックにも載ってないような小さい仏教寺院があったり、その横には俺たちだって負けてたまるかと、インド系のヒンドゥー寺院が建設されていたり、さらにその横にも手作り感たっぷりの掘っ建て小屋みたいな、これまた自称ヒンドゥー寺院があったりと、とにかく洞窟寺だらけでした。
あとイポーの特徴といえば、広東系の中国人が多い。そしてとても親切。横断歩道が全然ないが交通量は多い。娼婦がけっこういる。野良犬がおとなしくて吠えない。これくらいでしょうか。
そしてホテルの最終日の夜に、スーパーで買った安いウォッカを150mlくらい飲んだんですが、その夜中に目が覚めて苦しくてゲロを吐いてしまい、まさか飲み過ぎたのかなと思ったのですが、次の日の朝になって、どうも二日酔いの症状とは違い、腹痛に下痢に吐き気が常にあるという食当たりの症状が出て来ました。といってもいつもと同じものしか食べていなかったので、もしかしたらあの安いウォッカになにか危険な成分が含まれていたのかもしれません。
本当に虫の息といった状態で歩くのもやっとだったんですが、夜のバスまで時間を潰さなければいけなかったので、気合いで最後の観光をしましたが、重い物は全部奥さんに持ってもらいました。あとどうしても我慢できなくて、岩山の陰で野グソをしました。そして落ち葉で隠しました。帰りのバスの中ではさすがに漏らしたくなかったので、夕方からは水も食べ物も一切摂取せず、なんとか無事にシンガポールまで帰ってきました。帰ってきてからはすぐに回復しましたが、もう当分酒は飲みたくありません。みなさんも途上国で安酒を飲むのはやめましょう。インドなどでは危険な密造酒でけっこう人も死んでいますしね。
ということで、ティッシュは常に持ち歩きましょう。
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