2014/03/25

我勃ちぬ


















今日は久しぶりに奥さんと二人で映画を見に行ってきた。ジブリの「風立ちぬ」だったかな。奥さんが見たいというので、期待しないで見に行ったんだけど、予想以上に面白くなかった。でも帰ってきてネットでレビューを見たら好評価ばかりだったので、わたしが楽しめなかっただけなのだろうアッハッハッハってそんなレベルじゃないくらいクソ面白くなかったなぁ。ブログであまり何かの悪口は書かないようにしようと思ったけど、ほんとネットで良い事しか書いてないので、あえて書きたくなってきたよ悪口を。言わせてみろよ俺に。

まず主人公の声のチョイスきもい。主人公のキャラがいまいちわからない。どっちなんだよクールなのか熱い男なのか冷静と情熱の間なのか。全部なんだよって言いたいんだろうけどそんな奴見たことないから感情移入できないよ。結婚のプロポーズで、帽子を取ってくれたときから好きだったみたいな事言ってたけど、あのときまだ幼い子だったろおまえロリコンか。それに気があったんなら名前も言わずに去るとかクールな事してんじゃねえよ。それか気があったんだけどあえて去ったんだよみたいな描写を入れろよ。

あとね恋愛の数々のシーン見てて、これが監督にとっては理想の恋愛なのかなとか考えたらマジ気持ち悪くなってきた。絶対恋愛したことねーだろコレ作ったやつごめんね宮崎監督尊敬してます絶対童貞だろこれ作ったやつ。それに絵がきたねえよクレヨンしんちゃんかと思ったよほんと。人物イラストもっと描けよちゃんと。

あと会社の課長だかの声が役所広司か誰かなんだろうけど、渋すぎてマッチしてねえよ。なんであいつだけあんなに良い声してんだよ。室内で話してるときもすげえ反響してたぞ渋すぎて。あと最後のエンディング曲、ユーミンの「飛行機雲」あれは卑怯だろあんな名曲使ってんじゃねえよ。あんな良い曲流したらそりゃジーンとくるだろうよ映画つまらなくても。

と、ひどい事ばかり書いて申し訳ないが、わたしは別に宮崎駿監督をディスってるわけではない。これはこれで良い作品だ。しかしこれは全国の映画館でドカンドカンやるような作品じゃないよ下北沢とか札幌のシアターキノとかでひっそりやるのがちょうど良い。そして口コミで徐々に人気出るのならそれで良い、そう思って最後まで見てたよ俺は冷静に。

でもみんながさ、みんながほんと良かったって、見てほんとに良かったって思えたんならさ、それはほんとにすごい良い事だよね俺も嬉しい。でも良いって言ってる人ほんっっっとキモイわごめん。

明日から香港に一週間遊びに行って来るけど、なんかバチ当たりそうな気がしてきたわ。

2014/03/15

愚流虎砂眠、懇怒露威鎮













誤解を恐れずに言えば、先日できたてほやほやの己の大便を手に取り、それをスプーンで2さじほどすくって、小さなケースにそっと入れ、それをなんと今日初めて会ったばかりの女性に手渡してきた。

誤解を恐れて付け加えると、なんのことはないクリニックに健康診断を受けに行ってきただけのこと。しかし2万5千円近くしたので、さぞかし大層なチェックを施してくださると思ったら、なんかレントゲン写真ちょっと撮って、身長体重と視力の検査されて、先生に触診されて、今なら無料で玉金と肛門の検査もしますよとか言われて、あとは大便・小便を渡して、あっというまに終わってしまった。こんなんでわたしの隠れた病を暴けるのか不安だ。

先生になにか気になることはと言われたので、柔道の練習のせいで、体の間接という間接がとにかく毎日痛いと涙目で訴えると、それならグルコサミン、コンドロイチンのサプリを摂りなさい、ところで本当に玉金のチェックはしなくていいのかいと言われた。

なので今日、さっそく薬局で一ヶ月分買ってきたが4千円もした。これほんとに効くのかなぁとインターネットで調べたら、みんな軟骨はグルコサミンなんかじゃ補えないよとか書いていて、ちょっと凹んだ。しかしサプリしかないじゃない本当に痛いんだから。最近は筋肉痛が20%であとの80%は全部間接通。足の指、足首、膝、腰、肘、手首、手の指、全部痛い。一応年とっても元気でいたいと思って柔道してるんだけど、これもしかして逆効果かも。あと2年くらいで体中の軟骨全部すり減ってなくなりそうだ。

話変わって、最近毎日中国語と英語の勉強をしていて、今年中に両方ともなにかしらの試験を受けてみようと思う。やはり目標があると勉強にも力が入るってもんだ。語学を勉強したい初心者は、なんとなくやるより、試験を目標にした方が絶対いいね。
それに今月末は、中国の深圳に友だちと旅行に行くから、それまでに中国語もうちょっと上達しないと。「玉金は触らないでください」ぐらいスラスラ言えるようにならないと。

ちなみに「走私」で「密輸」という意味らしいんだけど、なんでだろう。

2014/03/10

ウソ800













こないだ午前10時ぐらいに、1時間かけて遠くまで日本語のレッスンに行ったら、その生徒が全然時間通りに来ないし、メール送っても返事来ないし、電話かけても出ないしで、やっと20分も遅れて来はりました。

なので、どうしたの?何があったの?なんで遅れたの?と冷静に聞いたら、甥が公園で遊んでて、それで怪我してしまって病院に連れていってたって。ウソつけー!!うそつけコラーーー!!(ウソつけというのは日本語では、ウソをつくなという意味)
おまえいつも遅刻してくるくせに、なにレッスンの前に朝から甥と遊んでんだよ。しかもおまえ子供大嫌いだろ!子供もおまえの事、絶対大嫌いだぞ!
危なくキレて、甥の写真見せろ!その病院レッスンのあとに連れてけ!とか問いつめるところだった。

テンパったのか、あきらかにわかるウソをつきやがって。彼のレッスンの時間が短くなるだけだから、別にいいんだけど。しかしそのあとのレッスンで、こんな状況でも怒らずに冷静にいつも通りの授業をすすめる俺カッコいーー!と自分に酔いながら日本語を教えたのは、もはや言うまでもない。

2014/03/06

上海のあれら

上海の食べ物、ほんとに美味しかったなーと前に書いたが、食べ物だけじゃなく建物もすごかった。上海はやっぱりとても大きく、地下鉄の路線は全部で12線くらいあるし、人口も1400万人と書いてあった。

そしてどこに行っても高いビルやマンションがたくさん建っていて、それがとても年期が入っていて、すごく雰囲気が出ている。異国情緒に溢れているとでも言えばいいんだろうか。そういえば初めて一人で東京に出て来たときも同じような事を感じた。なんて大きくて、そして年期の入った街だろうと。

庶民エリアでは、部屋の窓や、歩道にまで物干がでていて、洗濯物がたくさんかかっており、すごい生活感があって、その街全体が大家族スペシャル!って感じだった。住宅地のど真ん中に大きい刑務所があって、そのすぐ隣に小学校があったり、ワイルドだぜえ。

あと感動したのが、上海駅に行ったとき、田舎から電車ではるばる上京してきた人や、はたまた田舎に帰省する人たちで、ごった返していたあの光景。またその人達がTHE 中国人って感じで、ほっぺは赤く、肌は浅黒く、髪は油っこくて、声はでかくて、みんな大きい荷物(たぶん布団)を抱えて歩いていた。その光景を見ていると、脳内で尾形大作の「無錫旅情」という歌が流れてきた。無錫というのは上海の近くにある街の名前らしく、その歌には「上海、蘇州と汽車にのり〜」という歌詞があって、嗚呼大作も昔ここで旅をしたのかなあ〜とジーーーンときてしまった。

その田舎くさい連中の中でも一番印象に残っているのが、汚れたスーツの一張羅を着て、その上にエプロンをつけて、中国風パンケーキを路上の屋台で焼いていたオヤジ。どこかで聞いたことがあるが、田舎から都市に出稼ぎにやってくる人は、貧乏で服が全然ないからスーツ一丁でやってきて、そのスーツを毎日着ながら工事現場で働いたりしていると。きっとあのオヤジがそうなんだなぁ。またもやジーーーン。

はじめてなのにすごく懐かしい感じがした上海。中国やっぱすごいわ。

それではお聴きください。尾形大作さんで「無錫旅情」